『今夜、大人になります』   

友達「なぁ天馬!お前さぁ、やったことある?」

天馬「えっ?やるって何を?」

友達「しーッッ!! 決まってんじゃん、これだよ」


隠しながら右手の人差し指と親指で何かをつまむ形をつくり、手首を2回上下させた!

だが、何もかも知らない中学一年の天馬には友達のその手の動きにピンとこない。


友達「えっ!!?まさか天馬知らないの!?」


知らないなんてありえないというような笑みを浮かべ天馬の顔を見る!だが、常識であるかのように話す

その子も”それ ”を知ったのはつい昨日のことだった。その晩その行為を行い、まだ興奮が冷めていないらしく

クラスの誰かに聞いてみたくなったのだ。中学生の男の子が休み時間に話す一番の話題だ。

そして天馬も、このお調子者を通して大人への扉を開こうとしている。


友達「エロ本とかAVとかで女の裸とか見てるとちんこ勃つだろ?で、こうやってちんこの皮を

   上げたり下げたりし続けると、何とも言えないものがこみ上げてきて、ちんこからビューって出てくるんだよ!」

天馬「なっ!!!何言ってんの!!!?」

友達「しーッッ!!だから声でかいって!!!」

天馬「ご、ごめん・・・でもさぁ、・・・出るって・・何が?」


中学生の思春期ともなれば、こういう事には興味津々だ!それが普通だ。天馬も健康な男の子なのだ!


友達「・・・精子だよ。白くてトロっとしたもの。それが女の中に入ると妊娠するんだぜ」

天馬「えぇっ!?ほんとに!?」


何とか声の音量は抑えれたものの、赤面だけはどうしようもない。


友達「とにかく、天馬も今夜家族が寝静まったらやってみろよ!天馬の部屋って鍵ついてんの?ついてないなら

   見つからないようにやれよ!それから、ティッシュ傍に置いとけ!出てきた精子それで拭くんだよ!

   拭いた後のティッシュも見つからないようなところに捨てろよ!臭うからバレるぞ」


 授業中、女の子の裸と言われ思わず葵の裸を想像する天馬。自分の頭の中で想像した葵の裸に驚き、唾液をゴクリと

呑み込む。もちろん顔も真っ赤になっているであろう。


「・・かぜ。・・・まつかぜ。・・・松風!!」

天馬「・・はっ、はいっ!!」

先生「どうしたんだ?ボーっとして!」

天馬「あっ、・・・いや・・その・・・すみません。」

先生「集中しろよ! 座れ。」

天馬「はい・・・。」


気づけば友達がこっちを振り返り茶化すような笑みを向けている。自分が考えていたことを見透かされているような

気がして恥ずかしくて教科書で顔を隠す天馬。 その休み時間


葵「どうしたの天馬。先生に怒られるぐらいボーっとして」

天馬「い、いやぁ・・何でもないよ・・。」


まさか葵の葉赤を想像していたなんて死んでも言えるわけがない。


葵「どうせ次の大会の事でも考えてたんでしょう」

天馬「ま、まぁそんなところだよ・・アハハハハ・・・」

友達「いや、大会の事よりももっと大事なこと考えてたんだよなあぁ」

天馬「えぇえ!!」

葵「何なの?大会よりも大事な事って?」

天馬「な、何でもないよ!! それよりもう部活始まるよ!葵も遅れないように行かなきゃ!」


今日は彼女の成長期の胸や脚、スカートばかりに目が行ってしまう。ひらひら揺れるスカートは天馬の興奮を

極限にまで刺激してしまう。

 
 部活の練習も終わり家に帰りシャワーを浴び秋姉が用意してくれた晩ご飯を二人で、今日一日の出来事などを話しながら食べるが、

頭の中はもうすぐだ、もうすぐだぞ。とそればかりだった。思えば今日の3時間目からここまで長かった。

今日得た知識を実行するまであと3時間。秋姉には一分一秒でも早く就寝してほしい。そのためには自分が

起きていてはマズいと、今日は練習で疲れたからという理由をこじつけ自分の部屋に入り、電気を消してもう寝ているよ

という雰囲気を出す。ベッドに入り掛け布団を肩までかけ目を閉じて今日友達に教えてもらったことなどを思い出す。

そうだ!ティッシュを用意しとかなきゃ。学習机に置いてあったティッシュの箱を取り、ベッドの中に隠す。

布団の中では当然ペニスが、まだかまだかと天馬をせかしている。


(ちんこの皮を上下し続けると精子が出てくるんだぜ)


友達が言ったことを思い返す。あいにく天馬はエロ本などの興奮誘発道具は持っていない。でも自分の中で

想像した葵の裸と今日葵を見るたびに目を向けた胸や脚、スカートを思い出すだけで、今の天馬には充分すぎる

おかずになっていた!

 とうとう待ちに待った時刻がきた。秋姉も問題なくいつも通り11時近くに就寝したようだ。

もう天馬の胸はドキドキで心臓の鼓動が高まっているのを感じる。ペニスの方は今日一日興奮に刺激され

勃起したりそれを無理やり静められたりの繰り返しだったのが、今は赴くままに跳ねあがっている!

ドキドキしながら掛け布団を足元に折りたたむ。パジャマのズボンの中からは、はちきれんばかりに硬くなっている

ペニスが早く解放してと言うかのように暴れている。ズボンとパンツを一緒に両手の親指に引っかけて

そぉっと下ろしていく。誰もいないし誰も見ていないのに恥ずかしくてたまらない!!お風呂に入る時に

裸になるのは何とも思わないのに。胸のドキドキは更に高まる!脚のすねまでズボンとパンツを下ろすと

外気が何の抵抗もなく、直接下半身の肌に触れる。わずかな月明かりの中でビンビンに跳ねる自分のペニスを見る天馬。

かわいい皮被りさんだが、元気に堂々と跳ねるその姿にさらに興奮する天馬!

そして右手親指と人差し指で触ってみる!自分の身体の一部だというのになぜか緊張する。二つの指で摘まんだ感触は

弾力があり、今までにないぐらいの硬さになっている!そしてそぉっと皮を剥いてみる。プ二っと顔を出した亀頭は、

汚れを知らない綺麗なピンク色をしている。人差し指でチョンチョンと触ってみる。皮被りの敏感すぎる亀頭には

それだけで刺激となる! チョンチョンと触る度に ピンっ!ピンっ! と電撃のように全身を走る刺激につられて

身体も一緒に ピクっ!ピクっ!と跳ねる! 一度ペニスの包皮を元に戻す。一息入れて再び包皮を下へとめくる!

今度は剥いたり戻したりを連続してやってみる!その連続した動きの中でいっぱいまで下に剥いた時に

一番の快感があった!


天馬(あっ!・・なにこれ・・・気持ちい・・・あぁ・・・んう・・・あぁあ・・)


今までにこんな快感を経験したことがない。最初は恐る恐るの手つきで上下運動していたがペニスが

気持ちよくなるにつれ、次第に手の動きも速まる!!もうその快感だけでも頭がいっぱいになる!

自分の手によってしごかれているペニスをだけを見つめ、耳は上下運動する時に聞こえるかすかな摩擦音しか聞こえない。

自分だけ異空間にいるかのように時間は止まっている!


天馬(あっ!あっ!あっ!・・・あぁあ!!・・うぅうん!んん・・!ああぁぁっ・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・)


声を殺して必死に喘ぐ天馬!!息遣いは荒く、頭の中は沸騰状態!もはや自分の意思で手を止めることは不可能だ!

敏感な亀頭が包皮に擦られる刺激によって、熱く!熱く!そして硬さを増すペニス!!

天馬のかわいいペニスは大人への扉を開こうと、大きく大きく精一杯天に向かって跳ねる!!


天馬(あっ!・んんうう!・・!!!!・・何だか・・おなかも熱くなってきた・・あっ!・・

・・!!!!!!・・・何か・・何かくる)


小さな睾丸で作られた天馬の愛液が、今初めて外に出ようと一生懸命昇ってきている!!それを天馬は

下腹部の圧迫感として感じている!! いよいよ、天馬の初めての射精の瞬間がもうそこまで迫っている!!


天馬(あああ!!!何か!!何か・・出てくる!!・・あぁ!ダメ・・出るっ!出るっ!出るっ!!あっ!あっ!あっ!)



-----ドピュ―ーーっ!!!!!ドピュ―ーーーっ!!!!!・・・ドピュ―!!!ドピュっ!!・・ドピュ!・・ピュピュ・・-------
天馬(あーーーーあ!!!あぁあ!!・・ あぁあ!・ あっ!・・  うぅっ!・・んんんん・・)



尿道を昇ってきた精子が勢いよく吹き出す!!外へと飛び出した精子は重力に負けるまで天に向かって

高く高く跳び上がる!!射精の強烈な快感の瞬間と同時に思わず身体をのけ反らせて、声も漏らしてしまう天馬!

どうなったのかさえ理解に戸惑う!ハァ、ハァ、ハァ・・・呼吸は乱れ、おなかを大きくふくらませて

呼吸をし、心臓はまだドキドキ、頭の中は真っ白!瞬きすることも忘れて天井の一点だけを見つめ、

左手はベッドのシーツをギュッと握ったまま、右手はペニスをしごいた時の形を保ったまま動かない!

その手の中のペニスは全てを出し切り、朝顔の蕾のようにしゅぼんでいる!


 一分ぐらい過ぎたころ、呼吸も整い頭の中の熱も冷めてきた。辺りはシーンとしてやけに静かに感じる。

そして首だけを起こして自分のペニスがどうなっているのか確認する。おへそ周りには何やら粘液が飛び散って、

ペニスを摘まんでいる右手の人差指と親指にも粘液がグッショリと汚している。

薄ら生えている陰毛も濡れてグチョグチョだ!  そぉっと右手をペニスから離す!

自分のペニスから出てきた粘液の感触や温度を人差し指と親指を使って確かめる。トロっとした粘液は弾力があり、

一部にはゼリーほどの硬さの塊となっているものもある。外気に触れて冷たくはなってきてはいるが、

まだ生温かい!ほんの数分前まで自分の体の、睾丸の中にあったものなのだ。そしてその臭いはというと・・・

生臭い!!青臭い!! 今までこれと似たような臭いを嗅いだことがなく例えようがない!

しばらくの間、人差し指と親指をくっつけたり離したりして精液の感触を確かめていた。

そして傍に置いてあったティッシュで、右手についた精液から拭きとり、ペニスから垂れたもの、

最後におなか周りの精液を3枚のティッシュを使って拭きとった! 当然そのティッシュからもあの生臭い臭いが

漂っている!友達が言っていた通りだ。そしてもう一つ確認しておかなければならないことがあった!

友達は白いと言っていたが、自分の精液はどうだろうか。学習机の電気スタンドの明かりを点けて、ティッシュに

グッチョリついた自分の精液を見た。少しばかり驚いた!友達は白いって言っていたけど、自分のは

濃いめに黄ばんでいる。精通時の精液にはよくあることだ。【【じっくり観察した後鼻に近づけてもう一度

臭いを確かめた。やっぱり生臭かった。 汚れたティッシュをゴミ箱に捨てるわけにもいかず、かといって

このまま机の上に置いておくわけにもいかない。とりあえず丸めて、それを新しいティッシュ一枚を使って包んだ。

団子状に丸めたものを一先ず机の引き出しに入れて隠した。 今夜はもう寝よう。今日一日頭の中を

覆い尽くしていたピンクのモヤモヤもすっきりと晴れ、爽快な気分だった!明りを消してベッドに入った。

自分ももう射精できるんだと、何だか嬉しく思い、充実感でいっぱいだった。汚れたティッシュが入っている机の引き出しを見ながら、

天馬は眠りについた。
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